血液が教えてくれること

あなたは大丈夫?血液検査でわかる病気

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血がドロドロかも?コレステロールをチェック

動脈硬化のリスクを知る

脂質検査では以下の数値を調べます。基準値を見ていきましょう。

・総コレステロール…血中のコレステロール量です。この量が多すぎると血管が狭くなり、弾力性を失う原因になります。基準値は140〜200前後です。この値が高い場合は【動脈硬化症】と【高脂血症】と【糖尿病】の可能性があります。

・中性脂肪…エネルギー源ですが、肥満の原因にもなります。基準値は50〜150前後です。この数値が高い場合は【高脂血症】と【糖尿病】と【動脈硬化症】の可能性があります。

・HDL(善玉)コレステロール…コレステロールを肝臓に運び分解させる働きがあります。基準値は男性で40〜80前後、女性で40〜90前後です。この数値が低すぎる場合は【動脈硬化症】の可能性があります。

・LDL(悪玉)コレステロール…コレステロールを全身に運ぶ働きをします。基準値は70〜140前後です。この数値が高すぎる場合は【動脈硬化症】の原因となります。

コレステロールを抑える食事

脂質検査項目で【高脂血症】や【動脈硬化】の可能性ありと診断された場合も、生活習慣次第で数値を改善することができます。
まずは肥満に注意すること。簡単にいえば、エネルギー(カロリー)を摂り過ぎないことです。肉類や卵類を食べ過ぎないように心がけましょう。ただし、コレステロールや脂肪は生命維持に重要な要素でもありますから、無闇に制限するのも健康にとっては逆効果です。そこで一緒に摂取したいのが野菜のほか、魚や大豆食品です。魚の油の含まれる不飽和脂肪酸や大豆イソフラボンはコレステロールを低下させる働きがあります。
また、適度な運動を取り入れるのも効果的です。ただし、これも無理のない範囲にとどめましょう。運動しなければいけない、というストレスは逆に動脈硬化を促進します。食事制限も運動も、いきなり過剰に生活を変化させることは逆効果です。効果と加減のバランスがわからない場合は、専門家に相談すると良いでしょう。