血液が教えてくれること

あなたは大丈夫?血液検査でわかる病気

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血液はデータの宝庫

貧血や白血病が判明。一般検査項目

血液検査のうち、一般検査では以下の数値を調べます。基準値とともに見ていきましょう。

・赤血球…主に酸素を全身の臓器に運ぶ役割をします。基準値は男性で430〜570前後、女性で370〜510前後です。

・血色素量いわゆるヘモグロビン…血液の色素量です。この数値が低くなると、顔色が悪くなります。基準値は男性で13〜18前後、女性で11〜15前後です。

・ヘマトクリット…一定量の血液の赤血球の容積率です。基準値は男性で40〜52前後、女性で35〜45前後です。

これらの数値が低い場合は、【鉄欠乏性貧血】や【悪性貧血】の可能性があります。

・白血球…体内に入った細菌等に対して、免疫細胞を作って体を防御する働きをします。基準値は3300〜9900前後。

この数値が低い場合は体の免疫機能が低下していることを示します。逆に高い場合は【白血病】の可能性があります。

食生活を改善しよう

【貧血】の予防改善には、第一に食生活の改善を心がけることです。1日3食の規則正しい食事はもちろんのこと、鉄分の多い食品を積極的に摂取するようにしましょう。肉類、特にレバーには鉄分のほか、貧血予防に効果的なビタミンB12や葉酸が豊富に含まれています。あさりや牡蠣、ほうれんそうなどもこれらの栄養分の摂取には効果的です。
また、鉄分を効率よく吸収するにはタンパク質やビタミンCの摂取も重要です。鉄分だけでなく、卵や大豆、野菜や果物を一緒にとりましょう。玄米は鉄の吸収を悪くします。取り過ぎないよう注意しましょう。
もちろん、これらだけでは改善しない貧血もあります。立ち上がれないほど重篤な貧血の場合、また【白血病】の可能性ありと診断された場合は、直ちに専門医の診療を受けましょう。