血液が教えてくれること

あなたは大丈夫?血液検査でわかる病気

貧血の原因?あなたの赤血球は多い?少ない?

人間ドックや健康診断で行われるレントゲンや尿検査、心電図などさまざまな検査のなかでも、血液検査から判明する病気や不調は群を抜いて多いことが知られています。
血液を構成する成分は非常に多く、身体中を巡る血液は人体の中で担う役割も多岐にわたることから、生活習慣による不調のサインが顕著に表れるためです。また、遺伝による影響なども効率的に確認することができます。
血液は大きく分けると血球と血漿で構成され、さらに血球は赤血球、白血球、血小板等に分けられ、血漿はタンパク質、糖、脂肪などに分けられます。
血液検査の結果を見ると、赤血球、白血球といった聞き慣れた単語以外にも、ヘマトクリットやGOT、GPTといった一見何を示すのか分からない項目がありますが、これらの意味を知らずに結果を見ても、なかなかぴんとは来ないかもしれません。また、これらの項目にはそれぞれ基準値が定められており、各項目の数値が基準値より大幅に高かったり低かったりするのを把握することで、人体に何が起きているのかを知ることができるとともに、病気の発見につながります。病気とはいえないような、運動不足や暴飲暴食などの日々の生活の影響も顕著に数値に表れるため、生活習慣の見直しにも役立ちます。
診断結果のうち、各項目にはどんな意味があり、どんな病気と関連しているのでしょうか?検査項目ごとに見ていきましょう。また、数値改善のためのアイデアも併せてご紹介します。

血液はデータの宝庫

一般検査では、血液を構成する成分のうち、赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット等の主要な成分を調べます。 この数値からは、軽度の貧血から血液のがんと言われる白血病等が分かります。血液検査のうち、最も基本となる検査ですので、基準値および自分の検査数値を把握しておきましょう。

血がドロドロかも?コレステロールをチェック

脂質検査ではコレステロールや中性脂肪の値をチェックします。年齢とともに数値が高くなっていく傾向がありますが、遺伝が原因でなければ日々の食事の改善や、運動を習慣にすることで改善されることの多い項目でもあります。 コレステロール低下に役立つ生活習慣とともに抑えておきたい項目です。

血液から分かる臓器の働き

代謝検査では、肝臓や腎臓などの臓器機能のほか、血液中の糖代謝をチェックし、糖尿病リスクがないかを確認します。 現代は糖分の多い食事が多く、糖尿病予備群も増加傾向にあります。基準値と自分の数値を比較し、日々の食事が悪影響を及ぼしていないか、今一度見直してみましょう。